映画「ザスーラ」あらすじ

両親が離婚して、数日おきに父と母の家を行き来する生活をしている兄弟2人とその姉1人がいます。兄弟はまだ小学生で、親と遊びたい盛りですが、父親は仕事が忙しく、家にいても満足に遊んでもらえません。姉は中学生くらいと少し大きいですが、彼氏と遊ぶ約束をしていてお昼まで寝ているなど、兄弟の相手はしてもらえません。かと言って、兄弟仲も良くありません。「大人になりなさい」と父に言われた兄は、「大人だから遊ばないんだ」と言う始末です。下の弟はまだ幼いので、兄と遊びたくてしょうがないですが、遊びに誘っても兄はテレビをずっと見ていたりと、構ってもらえません。兄弟関係はかなりこじれていて、弟も素直に誘うことが出ず、喧嘩になることがしょっちゅうという状態です。そんな日々の中で、下の弟が父親の家で「ザスーラ」と書かれた古いボードゲームを見つけます。早速、兄に一緒にやろうと誘いますが、いつものように断られます。渋々一人でゲームを始めると、ゲームの中からカードが飛び出し、そこに書かれている「流星群」が突然、家に降り注ぎます。家はすぐにボロボロになり、兄弟は顔を見合わせ、何が起こったのか理解できません。家の外を見てみると、そこには宇宙空間が広がっていました。下の弟は怖がり、ゲームを続行することを嫌がりますが、ゲームを続けてゴールまでたどり着かないと元に戻れないと思った兄は、ゲームに参加します。同じ家にいた姉は、部屋でシャワーを浴びようとしていたところで、カードの指令により冷凍睡眠にかかってしまいます。

映画「ザスーラ」感想

前作のジュマンジに続いて「ゲームが終わるまで元の世界に帰ることができない」というストーリーです。今回の主人公は、小学生くらいの男兄弟2人と姉の計3人がザスーラの世界に行きます。ゲームをする前は、親に遊んでもらえなくて寂しい思いをしている兄弟2人は、とにかく仲が悪いです。自分のことばかり考えていたり、嘘や決めつけばかり言っていて、一緒に遊ぶことも困難な中でした。それが、ザスーラを始めて起こる様々な困難や危険にさらされ、協力して問題を乗り越えていく中で、お互いを認めていくようになります。宇宙の原理などを考えてみると、家の外に出ても息ができたり、宇宙空間にいるはずなのに水道の蛇口から水が出たりというところは、少々矛盾があるような気もしますが、そこは「ゲームの中だ」というふうに考えることもできるので、あまり気になりません。ザスーラの不思議なゲームの世界と、兄弟の関係の変化がうまく絡み合っていて、とても良くできた映画だと思います。