映画「モンスターズ・インク」あらすじ

ここはモンスター達が生きる世界です。

そこにはサリーという名の水色の毛がフサフサと身体中に生やしたモンスターと丸い体をもつ黄緑色の1つ目のマイクという名のモンスターがいました。

彼らはモンスターズ社という会社で「怖がらせ屋」として働いています。

モンスターズ社は、世界のあらゆる子供たちの部屋に続く扉を持っています。

その扉からなかなか眠らない子供の部屋に夜中に行き驚かせて、悲鳴をあげさせることでエネルギーを得て、そのエネルギーを販売しています。

サリーは見た目から怖く、子供たちは直ぐに泣き叫ぶのでモンスターズ社ではエリートでした。

一方マイクは可愛らしい見た目のせいで、全然悲鳴をあげてもらえません。

色々なゲームが普及した今では、以前のように簡単には子供達が悲鳴をあげてくれなくなり、モンスターズ社は業績が悪化していました。

そこで「怖がらせ屋」として立派に怖がらせれるように、新人研修をして驚かす技術を特訓していました。

ある日、モンスターズ社の一角で1枚の扉が保管し忘れていました。

仕事終わりのサリーはそれに気が付きます。

すると、その扉から三歳くらいの人間の女の子、ブーがこちらに入ってきてしまったのです!

大慌てのサリー、実はモンスターにとって人間は得体の知れない危険なものとして認識されていて、指一本触れることが出来ないのです。

サリーはおおごとにならないようにと、ひとまずカバンのなかにブーを入れ、親友のマイクに相談しようとします。

マイクは恋人セリアとちょうど寿司屋で素敵な時間を過ごしていました。

そこへサリーとブーがやって来ます。

しかし、ブーが騒ぐので瞬く間に人間がモンスターの世界に入り込んだことがニュースになり、サリー、マイク、ブーは追われる身になります。

何故なら子供は大変危険な汚染物質と認識されていて、子供の持ち物がこの世界に持ち込まれただけでも、CDAという子供検疫局によって消毒されるのです。

マイクはブーのことを殺人兵器と呼びますが、サリーはブーの可愛さにどんどん心を許していきます。

寿司屋の店内にモンスターズ社のカバンが置き忘れていたことから、モンスターズ社の捜査が始まります。

サリーは元の世界にブーを戻してやろうと、着ぐるみを着せモンスターズ社に潜り込みます。

しかし、サリーとマイクが揉めている間にブーが忽然と姿を消します。

サリーがブーを探している中、マイクはランドールという蛇そっくりのモンスターに捕まります。

ランドールはいつもエリートであるサリーを憎らしく思っており、ブーをこの世界に引き入れる要因を作ったのもランドールだったのです。

ランドールはブーや他の子供達を誘拐して、凄まじい悲鳴をあげさせエネルギーを大量に吸収し、この業界に革命を起こそうとしていたのです。

それを知ったサリーは捕えられていたマイクを助け、社長の元へ全てを話そうと走ります。

しかし、全ての黒幕は社長だったのです。

サリーとマイクは、人間界にあるネパールの雪山に追放されてしまいます。

そこで陽気なイエティに出会い山の麓の村に子供がいることを教えてもらいますが、ブーのことばかりを心配するサリーにマイクは嫌気がさし、別行動をします。

サリーは1人で麓を目指し村にたどりつきます。

そして村の子供の子供部屋の扉からモンスターズ社に舞い戻り、悲鳴吸引装置に繋がれたブーを助けに行きます。

サリーはブーと一緒に逃げますが、ランドールが行く手を阻みます。

そこへサリーを追ってマイクがたどりつき、ピンチを助けます。

ブーを人間界に帰すために、ブーのドアを探し、また追ってきたランドールを今度はサリーが人間界に追放します。

ようやくブーを人間界へと思った矢先に、三人は社長によってまた悲鳴を上げさせる絶叫フロアに戻されてしまいます。

社長の目をかいくぐり、ブーとブーのドアを繋ごうとするのですが、なかなか出来ません。

すると社長が「会社の為ならば、何人だって子供たちを誘拐する!」と叫び本性を現します。

一部始終を見ていたCDAが社長を捕え、事態は急展開を迎えます。

実は事務員のロズはCDAのボスだったのです!

2年半前からロズはモンスターズ社を潜入捜査していたのです。

ロズはブーを家に帰し、二度とこちらに来れないようにブーの扉を破壊するようにサリーに告げます。

サリーはロズの言う通りブーを送り届けた後、ブーの扉をシュレッダーにかけました。

たった一つのブー扉の欠片を、思い出としてサリーは持ち続けます。

数年後、サリーは社長になり新たなエネルギー会社を設立していました。

悲鳴をエネルギーにするのではなく、笑いをエネルギーにする会社です。

マイクは、サリーのブーを想う気持ちを察して、シュレッダーにかけた扉を元通りにしていました。

そしてマイクはサリーにほぼ出来上がった扉を見せます。

サリーは持っていた1つの欠片を扉にはめます。

そっとサリーが扉を開けると、ブーの可愛らしい声が耳に入って来ました!

「にゃんにゃんー!」

サリーの顔はみるみる笑顔になりました。

映画「モンスターズ・インク」感想

ブーのあどけなさに、刷り込まれた人間は怖い生き物という認識を覆し、どんどん惹かれていくサリーの心の移り変わりが、すごく良く表現されていました。

サリーが常にブーの心配ばかりして、自分たちのことを顧みないのに対してマイクが憤るシーンは、もっともだなぁと感じました。

しかし、それがサリーの良さでありモンスターにも色々あって人間と同じだな、悪い考え方をするものもいれば、底知れないほど相手に尽くそうとするものもいる、様々なモンスター達から人間の心をみてとれたように思います。

ランドールや社長のように自分が良ければ誰かが犠牲になっても構わないという考え方のモンスター達がロズ率いるCDAによって、成敗されるシーンは善悪がハッキリしており悪者は絶対に倒されるということが分かって、小さい子供達がみるアニメ映画だけにちゃんと伝わるようになっているので、私も子供と見ていて安心しました。

この映画からサリーの優しさと悪いことをしたら絶対に倒されるのだということを学んでくれたら良いなぁと思いました。

映画情報サイト「映画の虜」